クレジットカードは、お客様のライフイベントに寄り添い、一括後払いの他、リボ払い等の様々なファイナンス商品を提供していくことで事業拡大をはかり、利便性を向上してきました。
クレディセゾン様は、2016年12月より永久不滅ポイントで投資を疑似体験できる「ポイント運用サービス」の提供を他社に先駆けて開始しています。運用コースのラインナップ拡充やサービスのユーザビリティ向上により、お客様の投資への第一歩をサポートしてきた企業です。
「ポイント運用サービス」の利用者は約 51 万人(2020年6月現在)に増えており、投資初心者との接点を拡大しています。
この「ポイント運用サービス」と併せて、実運用という選択肢をお客様に提供することで、投資初心者が抱く「怖い」「面倒」「わからない」というハードルを解消し、スマートフォンを使って「やさしい」「簡単」「わかりやすい」投資サービスをクレディセゾンのクレジットカードをご利用のお客様へ提供し、資産形成をサポートしたいと考えていらっしゃいました。
これまでもクレディセゾン様は、金融商品仲介業者として様々な資産運用サービスを展開してきましたが、クレジットカード積立による資産運用サービスを独自性のある形で展開するためには以下のような課題がありました。
1)投信や日本株等有価証券の売買執行を実現するためのミドル/バックシステム基盤の開発
2)クレジットカードによる積立やターゲット顧客の投資レベルに適合したフロントサービス開発の知見
自社のクレジットカードの利用状況の特徴を活かした独自性の高い資産運用サービスを構築し、顧客に継続的に利用してもらうためには、多くの時間とコストが必要です。そのため、短期的な事業ではなく中長期の事業として取り組むことが重要です。
また、フロントサービスに関しては、クレディセゾン様のクレジットカードをご利用の方々の利用シーンに応じたチャネル別の適切なエンゲージメントを戦略的に考えて構築する必要がありました。
特に、ユーザービリティの観点からは、既存サービスからシームレスに投資サービスを始めるためのフロントのサービス開発と、お客様の投資レベルに応じたUI開発が継続利用の鍵となります。
さらには、金融特有の厳しいルールを遵守するために、フロントサービス開発の知識と金融特有の知識を兼ね備えた開発が必須です。
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