FinatextのSaaS型保険基幹システム「Inspire」、三菱UFJ銀行「Money Canvas」の保険プラットフォームとして稼働開始
2022.11.01
次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:木下 あかね、以下「当社」)は、当社のSaaS型保険基幹システム「Inspire(インスパイア)※特許出願中」が、株式会社三菱UFJ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取執行役員:半沢 淳一、以下「三菱UFJ銀行」)が提供する資産形成総合サポートサービス「Money Canvas」(以下「Money Canvas」)に導入され、2022年10月29日(土)から同サービスの保険プラットフォームとして稼働を開始したことをお知らせします。また、「Money Canvas」の「Inspire」導入を受け、東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日動」)が「Inspire」を活用して「Money Canvas」上で保険商品の提供を開始しました。
人生100年時代とも言われる超高齢社会の到来により、老後の生活資金に対する備えや、将来に向けた計画的な資産形成への意識が高まっています。また、デジタルシフトの加速により生活者の行動やニーズは多様化しています。そのような中で資産形成を行うためには、自身の価値観やライフスタイルに合わせて、銀行預金、投資信託、生命保険、損害保険といった様々な金融商品を総合的に活用していく必要があります。金融サービスの提供側にとっては、各金融機関が個々に提供している金融商品を1つのオンラインサービス上で総合的に検討し購入できるような金融機関の垣根を超えたシステム連携が求められます。
三菱UFJ銀行の「Money Canvas」は、お客様がご自身に合った資産形成プランを描き、実現するための資産運用プラットフォームです。スマートフォンから日常使いでき、三菱UFJ銀行だけでなく三菱UFJフィナンシャル・グループの各企業やパートナー各社が提供する幅広い金融商品・サービスの中から、自分に合ったものを選んで組み合わせることができます。
当社は、証券・保険・銀行などの様々な金融サービスを1つのプラットフォーム上で提供できるシステム基盤「デジタル金融の統合基盤」の提供を通して、「Money Canvas」が様々な企業の金融商品・サービスを一体化してお客様に提供することを支援しています。
また当社は、細分化したニーズに応える次世代型デジタル保険“セグメント保険”を含む様々な保険商品をスマートフォンアプリなどのデジタルサービスに簡単に組み込んで販売可能にするSaaS型保険基幹システム「Inspire」を提供しており、複数の国内保険会社の募集基盤として導入されています。
この度、「Money Canvas」が国内株式や投資信託、投資一任サービスなどに加えて新たに保険商品を提供開始するにあたり、保険会社が保険商品を登録・販売しやすい柔軟性を持ち、お客様が最小限の情報入力と自然な導線で申し込める保険プラットフォームとして、「Inspire」を導入いただきました。保険会社は、自社も「Inspire」を活用することで、保険の見積もりから申込みに至るまで「Money Canvas」として統一された世界観の中で、保険商品を販売できます。
当社は今後も、様々な金融機関や事業者の商品・サービスのスムーズな連携と、「Money Canvas」上でのお客様のシームレスな顧客体験の実現を支援してまいります。
【 参考リンク 】
・「Money Canvas」
・SaaS型保険基幹システム「Inspire」※特許出願中
・「デジタル金融の統合基盤」
以上
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