プレスリリース

FinatextのSaaS型保険基幹システム「Inspire」、三井住友海上のインターネット保険募集システムとして稼働開始

~三井住友海上の企業向け総合賠償責任保険のシステムを構築~

2022.10.28

img news

 次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:木下 あかね、以下「当社」)は、三井住友海上火災保険株式会社(本店:東京都千代田区、取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)の新たなインターネット保険募集システムとして、当社のSaaS型保険基幹システム「Inspire(インスパイア)※特許出願中」が稼働を開始したことをお知らせします。また、当社は本募集システムの稼働開始にあわせて、三井住友海上の企業向け総合賠償責任保険のシステムを構築しました。三井住友海上は本募集システムを活用し、2022年10月28日(金)からデジタルプラットフォームを提供する事業者と連携して保険商品の提供を開始しています。

■三井住友海上のインターネット保険募集システムについて

 コロナ禍の影響もあり、企業活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいます。三井住友海上と取引があるパートナー事業者(以下「販売パートナー」)においても、様々な業務プラットフォームのデジタル化が進み、見積りから加入までオンラインで完結できる保険商品へのニーズが高まっていました。
 本日から稼働を開始したインターネット保険募集システムは、当社の汎用的なSaaS型保険基幹システムである「Inspire」に三井住友海上独自の商品や業務要件に合わせたカスタマイズを加えたものです。多様な販売パートナーとのシステム連携を前提に設計され、パートナー横断的に共通化できる部分を特定し共通化できない部分を可変部分として定義しているため、個別のニーズに対応しながら最短2週間で新たな販売パートナーを追加できます。
 今回構築したシステム基盤を活用することで、三井住友海上は、ほかの商品を搭載する場合も商品設計から最短3ヶ月で新しい保険商品をデジタルで募集できることに加えて、多様な販売パートナーとの迅速かつ柔軟な連携が可能になりました。今後、販売パートナーとのデータ連携による聴取項目の自動入力など、よりシームレスで利便性の高い顧客体験を提供できるシステムを目指していきます。

■企業向け総合賠償責任保険のシステムについて

 企業向け総合賠償責任保険は、様々な事業者に対応した保険商品であるという特性上、複雑な商品設計がなされており、システム構築の難易度も高いものでした。当社の「Inspire」は、多種多様な保険商品に対応できるよう従来の保険システムとは異なるアプローチで設計された商品・契約管理データベースを有しており、これにカスタマイズを加えたことで、今回のシステム構築を実現しました。当社は、この度得られた知見を複雑性の高いほかの保険商品のデジタル化にも生かしていきます。

 当社は今後も、SaaS型保険基幹システム「Inspire」の提供を通じてEmbedded Insurance(組込型保険)を推進し、保険が日常生活や企業活動の中に自然に溶け込んだかたちで提供されることを目指していきます。

【 参考リンク 】
SaaS型保険基幹システム「Inspire」※特許出願中

以上


icon social icon social icon social icon social

報道関係者向け
お問い合わせ窓口

プレスリリースに関するお問い合わせや取材のお申込みについては、
以下のフォームよりお問い合わせください。また、プレスキットも合わせてご活用ください。

お問い合わせ プレスキット

貴社の課題に応じて
柔軟に対応いたします

資料請求

詳しい事業内容や実績をまとめた
PDF資料をご請求いただけます

資料請求

お問い合わせ

お見積もり依頼やご相談は
お問い合わせフォームをご利用ください

お問い合わせ